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未払い給与求める動き 当局が弾圧

2014年01月03日

【新唐人2014年1月3日付ニュース】毎年、暮れになると、中国では未払い給与の支払いを求める動きが各地で起こります。支払いを会社側に拒まれた従業員たちは、政府に支援を求めるしかありませんが、当局は彼らの訴えを無視するだけでなく、鎮圧するケースさえあります。

 

ラジオ・フリー・アジアによると、深セン市のデジタル機器会社の従業員、100人が4カ月分の給与が未払いだとして、昨年の12月30日、市役所前に集まり支援を求めました。同じ日、浙江省杭州市でも鉄骨会社の従業員、200人以上が1000万元以上の給料が未払いだとして、政府に支援を求めました。

 

しかし深セン市と杭州市の地元当局は、どちらも支援を求める動きを弾圧しました。数百人に暴力を振るい、10人以上を拘束したのです。

 

長春市 未払い給与を求める代表 付中来さん

「支払いを求める陳情者への弾圧は深刻で、陳情者の命は顧みられません」

 

杭州市の鉄骨会社はすでに倒産し、社長も海外に逃亡しました。会社は地元政府が引き継いだものの、社員への未払い給与の支払いは拒んでいます。

 

彼らはどうすればよいのでしょうか。

 

吉林省長春市 未払い給料を求める代表

付中来さん

「当局に勝つのは天に昇るより難しいです」

 

国営テレビは最近、未払い給与に関するクレームを24時間体制で受け付ける電話を当局が開設したと報道しましたが、我々がその番号に2時間近くかけても、まったくかかりませんでした。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2014/01/01/atext1035040.html(中国語)

(翻訳/河合 ナレーター/村上 映像編集/工)

 

 

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